【ANAマイルの使い道】特典航空券&ANA SKY コインを利用したお得な発券方法

マイル

本記事でわかること

  • ANAマイルの使い道
  • ANA特典航空券について
  • ANA SKY コインを利用した航空券の予約について
  • おすすめのANAカードとお得な発行方法

今回は、ANAマイルの使い道についてまとめていきます。
大量ANAマイルの貯め方について知らない方は、下記事も合わせてご覧ください!

ANAマイルの使い道

①特典航空券に換える

ANAマイルは特典航空券に換えてこそ、真価を発揮します。
というのも、特典航空券として利用することで、
国内線で1マイル=2〜5円程度
国際線で1マイル=5〜15円程度

の価値に化けるからです。

特典航空券の詳細は次章以降にまとめています。

②ANA SKY コインに換える

ANA SKY コインとは航空券の購入の際に1コイン=1円の価値で使える電子マネーのことです。
ANAマイルから交換できます。

こちらも詳細は次章以降で!

③ANA PAYにチャージする

ANA PAYはVISA・iDとして利用できる、0.5%還元(ANAマイル)のバーチャルプリペイドカードです。

1マイル=1円でのチャージですのでお得度はイマイチですが、使い切れないマイルの使い道としてはgoodです。VISAのタッチ決済としてどこでも使えますからね。

ついでにANA PAYを経由した電子マネーお得ルートも貼っておきますので、参考にどうぞ!
ルートの詳細はこちらの記事でまとめています。

⚠︎上記3つの使い道の他にも、ANAのオンラインショップで使うなどの使い道がありますが、マイルの価値を考えるとおすすめできません。

【国内線】特典航空券について

ANAの航空券は国内線と国際線で大きくルールが異なりますので、まずは国内線からみていきます。

予約方法

ANAのHP内の「特典航空券の予約」から予約できます。

予約期間

国内線の航空券は通常予約・特典航空券予約ともに年2回一斉開放となります。
予約期間はざっくりこんな感じです。

夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)の予約→1月下旬に開放
冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日)の予約→8月下旬に開放

ただ、一斉開放とは言っても、ANAの会員ランクに応じて微妙に時間差が設けられています。
2024年夏ダイヤの販売は以下のスケジュールでした。

最速の販売は一般販売の2日以上前にスタートしちゃってます。
特典航空券に割り当てられている席数には限りがありますので、大型連休の人気路線は一般販売前に売り切れてしまうこともしばしばです。

そこで狙うべきは、「ANAカード会員」です!

上級会員には及ばないものの、一般販売より1日早く予約できますので、ハイシーズンの離島など超人気路線を除けば大型連休でも大体予約できちゃいます。

ANAカード会員は、ANAカードを一枚でも保有してればOKです。

2024年8月現在のおすすめANAカードANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
(ソラチカゴールドカード)
一択です!

詳細は下記事で解説しています!

さらに・・・

ANAカードの発行がはじめての方限定
ANAカードユーザーからの紹介(マイ友プログラム)を受けることで、
一般カード発行  →500マイル
ゴールドカード発行→2,000マイル

獲得できます。

初めてANAカードを発行する際にしか利用できない特典ですので、ANAカードを保有したことがない人は絶対に利用すべきです!
ポイントサイトとの併用もできます!

身近に紹介者がいない場合は,以下のフォームにメールアドレスをご入力いただければ、自動返信にて紹介番号をお送りいたします。

    必要マイル数

    必要マイル数は「区間」と「シーズン」で決まります。
    「区間」とは距離のことで、以下の4段階に分けられています。

    • 0〜300マイル区間
    • 301〜800マイル区間
    • 801〜1,000マイル区間
    • 1,001〜2,000マイル区間

    「シーズン」は以下の3つに分けられています。大型連休はだいたいハイシーズンです。

    • ローシーズン
    • レギュラーシーズン
    • ハイシーズン

    以下は必要マイル数(片道分を示した表です。
    2024年10月27日移行の便から「改定後」のマイルに変わります。

    詳細はANAホームページを参照してください。

    その他のポイント

    • 1区間(片道)から予約できる。
    • 2親等以内の家族の分まで予約できる。
    • 3歳未満の座席を必要としない幼児は無料
    • 予約日の変更ができる。
      →区間(行き先)は変更不可
      →変更希望便出発日の前日まで変更可(例:8/15の便を8/5に変更する場合、8/4まで変更可)
      →元々の予約便の出発前まで変更可(例:8/5の便を8/15に変更する場合、8/5の便の出発前まで変更可)
      →有効期限(変更の限界)は予約日から1年間
      →変更前後の適用シーズンが異なる場合、差額マイルの払い戻しまたは支払いがある。
    • 予約の払い戻し手数料は3,000マイル(例:9,000マイルの予約を取り消す場合、6,000マイル戻ってくる)
    • フライトでマイルは貯まらない。
    • 一部の空港では1人あたり100〜450円ほどの施設利用料が別途かかる。

    予約の変更ができるのはめちゃくちゃ大きなメリットです。
    ANAの一般航空券は予約変更ができる「フレックス」変更不可の「VALUE」があるのですが、フレックスはVALUEと比べてかなり高額なんですよね。特典航空券は「フレックス」と同等の価値があることになります
    仕事の都合や子どもの体調なんかを考えると、予約変更ができるのはかなり有難いです。

    予約開始日にとりあえず予約し、休みが取れなければ変更するのがおすすめです!
    GWどころかお盆もシルバーウィークも1月末には予約開始ですからね。早めの計画が大切です!

    【国際線】特典航空券について

    予約方法

    国内線と同様に、ANAのHP内の「特典航空券の予約」から予約できます。

    予約期間

    旅程の復路ご搭乗日の355日前から予約開始

    必要マイル数

    「ゾーン区分」・「シーズン」・「クラス」の3つで決まります。

    「ゾーン区分」とは、国内線でいう区間に該当するもので、世界中が8つのゾーンに分けられています。

    「シーズン」は国内線と同様に以下の3つに分けられています。

    • ローシーズン
    • レギュラーシーズン
    • ハイシーズン

    「クラス」は以下の4つに分けられています。

    • エコノミー
    • プレミアムエコノミー
    • ビジネスクラス
    • ファーストクラス

    必要マイル数(往復分の詳細はこちらでご確認ください!

    120,000マイルあればファーストクラスでハワイに行けちゃいます。
    ただし、マイルに加えて燃油サーチャージ等の支払いが必要になります。ハワイだと燃油サーチャージで往復5万円、施設利用料等込みで6万円くらいですね。

    ちなみに2024年10月半ばのファーストクラス料金はご覧の通りです。

    1マイル=15円以上の価値に爆上がりしちゃってます!
    これこそマイルを貯める醍醐味ですよね。

    その他のポイント

    • 2区間(往復)でしか予約できない。
    • 2親等以内の家族の分まで予約できる。
    • 2歳未満の座席を必要としない幼児は必要マイル数の10%のマイルが必要。3歳以上は大人と同じマイルが必要。
      ⚠︎国内線と違って無料にはならず、年齢も異なるので注意。
    • 予約日の変更ができる。
      →区間(行き先)は変更不可
      →変更希望便出発日の前日まで変更可(例:8/15の便を8/5に変更する場合、8/4まで変更可)
      →元々の予約便の出発前まで変更可(例:8/5の便を8/15に変更する場合、8/5の便の出発前まで変更可)
      →有効期限(変更の限界)は予約日から1年間
      →変更前後の適用シーズンが異なる場合、差額マイルの払い戻しまたは支払いがある。
    • 予約の払い戻し手数料は3,000マイル(例:9,000マイルの予約を取り消す場合、6,000マイル戻ってくる)
    • フライトでマイルは貯まらない。
    • 燃油サーチャージが別途かかる。
    • 提携航空会社(スターアライアンス)の特典航空券も取れる。
      航空会社によっては燃油サーチャージの支払いを回避できます!
      ANAの提携特典航空券で燃油サーチャージがない航空会社はこのあたりです。
      ・シンガポール航空
      ・ニュージーランド航空
      ・スカンジナビア航空
    • 特典航空券が売切れの場合、「空席待ち」(キャンセル待ち)ができる。
      空席待ちの座席が用意されても手続きしなければ手数料無料でキャンセルになる。
      1区間(片道)だけ座席が確保できていて、もう1区間が空席待ちの場合も、座席が用意されたあと手続きしなければ手数料無料でキャンセルになる。
      つまり、とりあえず「空席待ち」しておくのがおすすめ!

    特典航空券のデメリットと解決法

    【国内線】【国際線】共通のデメリット

    • 家族以外の予約は取れない。
    • 大型連休の人気路線はすぐに予約が埋まってしまう。

    【国際線】のデメリット

    • 燃油サーチャージが別途かかる。

    解決法

    上記のデメリットをすべて解決できるのが、ANA SKY コインを利用した発券です。

    ANA SKY コインについて

    ANA SKY コインとは航空券の購入の際に1コイン=1円の価値で使える電子マネーのことです。

    ここで言ってる航空券は特典航空券ではなく、一般の航空券のことです。
    つまり…
    特典航空券がダメなら一般の航空券を発券しちゃおうって話です。

    一般の航空券であれば、家族以外の航空券も取れますし、大型連休の人気路線であっても、早めの予約であれば空きがあることが多いです。

    人気路線でなければフライト直前でも空席がある限り予約可能です!直前にならないと日程が決められない人にとっては大きなメリットですね。

    燃油サーチャージを含む代金のすべてをANA SKY コインで支払うことができますので、国際線も手出し0で飛行機に乗ることが可能です。
    ⚠︎特典航空券の燃油サーチャージはANA SKY コインで支払えません。

    じゃあ、
    「ANA SKY コインってどうやって貯めるの?」
    と言いますと、実はマイルから交換することができます。

    以下がマイルとコインの交換率です。

    表が見づらい方はこちら(HP)
    交換後コイン数交換後コイン数交換後コイン数交換後コイン数
    交換マイル数ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー
    ANA「プラチナサービス」メンバー
    ANA「ブロンズサービス」メンバー
    ANAスーパー フライヤーズカード
    ANAカード プレミアム
    ANAゴールドカード
    ANAカード(ワイド・一般)
    AMCモバイルプラス会員
    ANAマイレージクラブカード
    1~9,999マイル1~9,999(1倍)1~9,999(1倍)1~9,999(1倍)1~9,999(1倍)
    10,000マイル13,000(1.3倍)12,000(1.2倍)12,000(1.2倍)12,000(1.2倍)
    20,000マイル28,000(1.4倍)26,000(1.3倍)
    26,000(1.3倍)
    24,000(1.2倍)
    30,000マイル45,000(1.5倍)42,000(1.4倍)42,000(1.4倍)36,000(1.2倍)
    40,000マイル64,000(1.6倍)60,000(1.5倍)60,000(1.5倍48,000(1.2倍)
    50,000マイル~
    200,000マイル
    85,000(1.7倍)~
    340,000(1.7倍)
    80,000(1.6倍)~
    320,000(1.6倍
    75,000(1.5倍)~
    300,000(1.5倍
    60,000(1.2倍)~
    240,000(1.2倍)

    最大交換率は1.7倍なのですが、上級会員はそうそうなれるものじゃありませんので、狙っていくべきは、ゴールドカードで1.6倍もしくは一般カードで1.5倍のところになります。
    おすすめANAカードとお得な発行方法については、前章で触れています!

    1マイル=1.6円 or 1.5円になりますので、特典航空券として使うよりはマイル価値が下がることが多いですが、上記のデメリットを解消できる点はgoodです。

    また、特典航空券に空きがある場合でも、ケースによってはANA SKY コインで予約するほうがお得な場合があるんです。
    例えば、とある日の羽田ー高知便の場合、75日前まで予約可能で予約変更不可の「スーパーバリュー75」の料金は12,470円でした。(特典航空券と同等のフレックスはもっと高いです。)
    12,470円分のANA SKY コインを得るのに必要なマイルは、ANAゴールドカード会員であれば12,470÷1.6=7,794マイルです。
    この便の特典航空券に必要なマイルは9,000マイルですので、ANA SKY コインに交換して予約するほうがマイルを節約できています。

    痒いところに手が届くANA SKY コインですが、以下のデメリットがありますので、使い切れる分だけ交換するように心がけましょう。

    • マイルに戻すことはできない
    • 有効期限は交換から1年間

    有効期限が切れそうなANAマイルをANA SKY コインに交換することで、実質的に有効期限を1年間延ばすという方法も有効です!

    また、飛行機・ホテル・レンタカーをセットで予約できるANAダイナミックパッケージの支払いにも充当できますので、旅行代のほとんどをANA SKY コインで支払うことも可能です。

    まとめ

    【国内線】【国際線】共通

    • ANAカード会員ならマイルをANA SKY コインにお得に交換できる。
    • 特典航空券が取れない時はANA SKY コインを使って一般予約する。
    • 特典航空券が取れる時でも、ANA SKY コイン経由のほうがお得な場合がある。
    • 家族以外の予約はANA SKY コインを使って一般予約する。

    【国内線】のみ

    • 予約は年2回一斉解放。
    • 予約はANAカード会員の先行予約期間を狙う。

    【国際線】のみ

    • 予約開始は355日前から。
    • 提携航空会社の特典航空券も予約することができる。
    • 提携航空会社の中には燃油サーチャージがかからないものもある。
    • ANA SKY コインを使って一般予約すれば、燃油サーチャージの支払いを回避できる。
    • 特典航空券が取れない場合には、空席待ちができる。(空席待ちにキャンセル料はかからないため、デメリットなし。)

    マイルをお得に使うにはANAカード会員である必要があります。
    2024年8月現在のおすすめANAカードANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
    (ソラチカゴールドカード)
    一択です!

    詳細は下記事で解説しています!

    さらに・・・

    ANAカードの発行がはじめての方限定
    ANAカードユーザーからの紹介(マイ友プログラム)を受けることで、
    一般カード発行  →500マイル
    ゴールドカード発行→2,000マイル

    獲得できます。

    初めてANAカードを発行する際にしか利用できない特典ですので、ANAカードを保有したことがない人は絶対に利用すべきです!
    ポイントサイトとの併用もできます!

    身近に紹介者がいない場合は,以下のフォームにメールアドレスをご入力いただければ、自動返信にて紹介番号をお送りいたします。

      おまけ

      大量ANAマイルの貯め方については下記事にまとめています!

      マイルが貯まり旅行回数が増えるとどうしても宿泊費がかさみますよね。そこでおすすめなのが、宿泊費を節約できるホテルポイ活です!
      詳しくは下記事にまとめています!

      新幹線に無料で乗る方法はこちらにまとめています。

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